2021/01/24

韓国トーストへの興味が尽きない。

私は凝ったトーストといえばフレンチトーストや卵とかツナのオープンサンドを作っていたけれど、こんな手の込んだものもあるのか。

韓国料理はおしゃれだ。

https://oceans-nadia.com/user/45109/recipe/401954

 

私は彼と2人で新婚旅行に行けないのかもしれないと思い、唐突にとても悲しくなった。

前の奥さんと比較をしても仕方がないけれど、私もヨーロッパに行きたかった。 

「私は一生結婚式をしないけれど、あなたはした事があるのよね。イタリアの新婚旅行もさぞ楽しかったでしょうね」と、突然どうしようもなくなるのだ。

コロナ禍で無理なのは本当に仕方がないし、誰がだとか何がと責められる話ではない。

私の年齢的にも、彼の年齢的にも、今年か来年には子供を作ってしまった方が良いだろう。

私の悲しみや憤りは行き場がない。誰も何も悪くないからだ。

この気持ちはどこに投げれば良いのか。落とし所がない感情をぺろりと食べて消してしまうことが出来たらいいのにと思う。

 

付き合い初めの時、彼が結婚歴を伏せていたことを何度も思い出しては胸が苦しくなるのと少しだけ似ている。

私は確かに大した女ではないけれど、それでも、彼は結婚などしたことがないと言う顔をして交際していたのだと思うと胸が張り裂けそうにつらい。

「ずるい、ひどい。辛くて言いたくなかった気持ちがあるのは察するけれど、何にも知らずにあなたが結婚したことないと思って無邪気に付き合ってしまった私はどうすればいいの?なにより、あなたのその葛藤に巻き込まれて、私は嘘をつかれていたのよ。あなたは私に嘘をついた。私はばかだから嘘をつかれていたんだ」と何度も思ったし、今でもたびたびこの気持ちが胸に浮かぶ。いつだって新鮮だし、いつだって悲しい。

なじるのは簡単だ。

でも、過ぎてしまった事だし、その場で私が一瞬他人を責めて気持ち良くなるだけで、彼は謝り続ける事しか出来ないだろう。

そんなの彼のことを追い詰めるだけになってしまうし、不本意だ。

私は不用意な発言で失敗ばかりしているが、指摘して良い事と指摘してはならない事があることくらい勉強してきた。これはたぶんラストストローだ。

それに、あの時好きな気持ちが勝って、受け入れると判断と宣言してしまった。受け入れると宣言した後にそんな理不尽を言うのはかわいそうだ。

だから、内側にとどめて、なんとかやり過ごす。

恨む気持ちが無いわけではないが、面と向かって責めるつもりはないし、可能な限り前向きに抱きしめていきたい。

ただ、私はずっとこのことを忘れないだろうし、時効はないと思っている。

今日は受け止められない日なのだ。

 

飼われてしまっているなと土日は特に思う。

夕飯に食べるものは彼の作りたいものだ。思う存分作って欲しいが、私も料理がしたい。胃袋の数は有限だ。

一般的に見ればとても幸せなことだし、贅沢を言えないなと思う。それに私は昼間毎日料理が出来るが彼はできない。譲るべきなのだ。

一度自分の家に帰って頭を冷やさなければいけない。

可能なら1週間くらい1人になりたいと今は思うけれど、たぶん2日と離れられない。

彼はひとりになれてホッとするかもしれないが、私は一緒にいたくてたまらなくなるだろう。

 

生理前なので、なんだか塞ぎ込みがちなのだと思う。

彼が料理をしたいと言い出した時もヤダヤダ一緒にいてと邪魔してしまったし、パンを作るよとニコニコしていても「私なんかパンを焼いてもらう価値もない」としょげてしまい、全然空気を読めない反応をした。

 

彼はトーストにバターまで塗ってくれるような優しい人なのに。私は何にも返せない。なんてことだろう。

罪悪感に駆られて、お風呂場の排水溝に溜まって詰まっていた髪の毛をごっそりと取って綺麗にし、お酒の入っていたグラスを洗い、新しいイヤホンをAmazonで購入した。

彼がうるさい思いをせず眠れるよう、イヤホンでラジオクラウドを聴きながら眠る。

業務中に使うイヤホンと、眠りながら使うイヤホンで分ける。

耳が塞がっていても朝起きれるだろうか。

 

お昼にはマッサマンカレーを食べた。ご馳走してもらってしまった。

次はプーパッポンカレーが食べたい。