2021/03/23

仕事を今日もサボってしまった。

明日こそリモートではなく出社しなければ。

 

朝、出社する際にモーニングコールを貰った。

彼と庵野秀明安野モヨコ夫妻の話をした。私は美人画報や監督不行届のファンだったのだ。

庵野秀明安野モヨコさんと付き合い始めた時まったくお風呂に入らなかったという話をしたら、潔癖の彼は驚いていた。

「俺がお風呂に入っていなくても、うーちゃんは…」と言うので「きっと好きだったと思うよ。でも銭湯に一緒に行こうよって誘ったかも」と返した。

傾向と対策が我ながらきちんとしていた。

 

これは後々仕事をサボりながら思ったのだけれど、お風呂に入らない人を銭湯に連れて行き付き合うことと、自殺した妻のことを打ち明けられてなお付き合うこと、どちらが苦しいだろうか。

 

夜も庵野監督は天才すぎると言う話をした。

「監督不行届を読んだ時、私の愛する美人画報を書いた安野モヨコはこんな変わった人と結婚したのかと驚いた」と話すと、彼は「俺も結婚したら変って思われるかな」と話す。

変じゃない人間なんていない、といいつつ、でも私はあなたの変わっているところも前向きに受け入れているから、と話した。

自殺した妻の情報を伏せていた彼について、文句を抱えつつ、私は彼と結婚することを決定した。それは、彼の良くも悪くも他人と違う部分をなんとか受け止めて飲み下したいと私も望んだからだ。

そう言うことを考えて、夜が更けてゆく。